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乗り物酔いへの対策 2023年10月10日で9ヶ月齢になる愛果は3週齢で初めて車に乗り、恐怖心も興奮もなく、車で移動する事を 覚えました。3時間ちょっとの車での旅も7ヶ月の時に経験しましたが全く平気です。 恐怖心がまだ発達してない幼い時期に多くのことを経験させる事で、その後の犬生に役立ちます。 理想はブリーダーの元で訓練する事ですが、どんな形で、何歳の時に出会ったとしても、引き取ってから根気強く訓 練してあげる事で、色々な事を克服する事が出来るのが、犬達の素晴らしい点です。 直ぐに状況が改善しなくても、諦めず続けてあげて下さい。 さて、オランダでは、小型犬であれば公共交通機関も無料で乗れます。 大型犬は€3.30の1日中乗り放題チケットを購入する必要があります。 駅や交通機関内で犬を怖がる人も嫌がる人も殆ど居ません。 それよりも触ってきたり話しかけたり、笑いかける人が殆どで、人々の表情から「癒される〜」という声が聞こえた きそうな雰囲気で、コンパニオンアニマルである犬達の存在が、ストレスの多い人間界で大事にされている事を実感 します。 家の犬達は日頃から「乗り物は寝る場所」という感覚を持っているので、動く物に乗れば直ぐに寝だす習慣がありま す。 これは子犬の頃から、車に乗せる前に必ず確り運動させるという習慣をつけいていた為です。 車でも電車でも、運動をしに行く為に乗車したとしても、やっぱり昼寝します。 私達の診療所でも、乗車中の犬達の行動問題や車酔いに関する相談が多いです。 相談の多い内容は 1: 落ち着きがない(異常なパンティング) 1:落ち着きがない(異常なパンティ ング) 興 奮しているだけではなく、恐怖や不安という感情が原因である子もいます。2:吠える 運 転者も落ち着いて運転出来ない程吠え続ける子もいました。これもやはり、興奮、不安、動く物や通りを歩く人 への警戒心などが原因です。3:涎垂や嘔吐 気分が悪くなる 人 と同じで車酔いが原因ですが、落ち着きがないという行動で興奮が増して、自律神経のバランスを崩し嘔吐する 子もいます。 🔸対応策 欧州人は何十時間も掛けて夏のバケーションなどに車で出掛ける事が多く、伴侶動物である愛犬を同行させる家族も 大変多いですので、上記のような行動がある場合は、厄介な状況になり得るため、この問題への解決策を求める家族 が多いです。 本来なら、日頃から乗車トレーニングをする必要がありますが、それも間に合わないケースも時にはあり、対症療法 としてアドバイスを出す事もありますので、参考までにその内容を以下に記載します。 📍乗車前に注意する点 ● 乗車前に確り運動をさせてエネルギーを消耗させる(車は休息する場所) 📍使える自然薬品 ●CBD オイル(脳のリラクゼーション) 📍ホメオパシーレメディ ●乗 り物に乗る20分前に、シリンジに水を入れてそれに砂糖玉を一錠入れたものを摂取させる。 📍アロマセラ ピー 胃 を落ち着かせるペパーミント、カモミール、メリッサ、レモングラスなど。 |
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